大きな湯葉

について

な~んもできてません。なぜならぼざろの最終回が控えているから。最終回のあともな~~~~んもできなくなるでしょう。ぼざろについて考えすぎて午前4時とかになってる。起きて数時間で日が暮れる。

 

かつてのマイ・スイート・インターネットが急速におしまいになり過去最高にネトやめの機運が高まっていますが、偏光板の向こうの非実在バンド少女達に引き止められています。

『なにが悪い』、いい曲ですよね。青春してる時の、「自分、青春らしい事してるな~~」って一瞬俯瞰して地に足付けちゃう感じも、それを振り切って「うるせえッ!」と言いたくなるのも、全部ひっくるめて「は?いかにも私は青春の真っ只中ですがそれが何か……?」と全方向に中指を立てられたらもう何もできることはありません。行ける所まで行ってください。

ぼざろ、物凄くアニメ化が上手だな~~というのを原作を読んで感じたんですが、原作はアニメよりもキャラクターひとりひとりにトゲがある感じで、更に生命を感じるのでオススメです。喜多ちゃんとかPAさんの厚みが増す。人肌の熱と摩擦がちゃんと感じられるのが嬉しい。シャニマスで学んだ感受性が活きてます。

 

これまで全然ロックを聴いてこなかったし、ギターにも一切興味が無かったけど、かっこいいな~って思うようになった。今!?と思うけど、今だった。たまたま好きになったりならなかったり、たまたま知ったり知らなかったりする。15の時にぼざろ見たらこんなに刺さってなかったかもしれない。今だ!!!!と思えたのはすごく久しぶりかも。インターネットのおかげで最近はおしまいだ……と死んでください……ばかりだったけど、ぼざろがあって良かった。全部「うるせえッ!」で良いんだよな。悪いインターネットの言う事は無視してOK!ぼさぼさの眉毛でチーズ牛丼を食べてもいいし、サイゼで喜ぶ彼女に4℃を贈ってもいい。そういうことです。インターネットやめろ。

予想できないくらいマヌケ

・諸用のため外に出た所、にわか雨に降られてしまった。失敗を悟られぬよう雨中を何食わぬ顔で歩いていたが、周りを見やるといつの間にか傘を差している人が大半である。みんな、ちゃんと天気予報を見るとか空模様を確かめるとかした上で傘を持ち歩くという判断をしているんだな、と当たり前のことにいたく感動してしまった。

 

・テクノロジーが発展して人間の不完全性を補うにつれ、ヘマをした時の責任は技術を扱いこなせなかった個人に集中するのではないか。今日私が服や靴をビチャビチャにしたのは予報が間違っていたわけでも自然の気まぐれが起きたわけでもなく、純粋に私の計画性のなさによるものである。

 

・いつだったか、たけしか所かタモリが司会をやっている番組で一切の現代的なテクノロジーを拒絶して暮らしている村が取り上げられていた。当時は人々があえてそんなことをする道理が一切わからず「くそやべ~」と思いながら見ていたが、テクノロジーの発展によって一切の言い訳を許されず、100%自分で失敗を引き起こした純粋なマヌケになってしまうのを避けるためと考えるとそれなりに共感できる部分があると気が付いた。なぜなら、今日の私は純粋なマヌケそのものだったから……そのような恥に本当に耐えられなくなった人が集まってできたコミューンだったのかもしれない。

 

・市川雛菜さんの新pSSRカード良かったですね……市川雛菜さんの哲学はwingで一通り提示されているけれど(多分)、それらに加えて"変化"をどう考えているかが語られてて良かった。読んでないシナリオとか、読んだけど忘れている部分が沢山あるので改めて読み返したい。

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・あるシーンでこれを思い出して、アーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!となりました。(画像は感謝祭より)

 

・なによりも、市川雛菜さんのSNSの使いこなしがすごすぎた。

ついに訪れる市川雛菜さん限定pSSRを前に堪えきれなくなった日の記

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・今日はな~んもできなかった。『アイドルマスター シャイニーカラーズ』に登場するアイドルである市川雛菜さん初の限定pSSRカードの登場が明日に迫っているからである。

 

・市川雛菜さんといえば、弱冠15歳にして自分が「しあわせ」であることが善いことであるという倫理を確立させ、その原理に従って日々を楽しく過ごしているメンタルおばけである。その天真爛漫さとは裏腹に、他者を理解する事や他者に理解される事への限界を「そういうもの」として受け止めるリアリストな側面も持ち合わせるが、それでも周りの人々が幸せならなお善いことであると考えられる、利己主義と功利主義を兼ね備えたアイドルでもある。

 

・そんな市川雛菜さんの新規カードが明日登場するのである。私などはここ数ヶ月ガシャの更新がある度にゲロを吐きそうになるほど待ち望んでいたわけで、居ても立っても居られずこのような怪文書をしたためてしまうのも致し方なしという次第です。

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ウィト秋

・泣けるらしい、という噂を聞きウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』を買った。全然意味がわからず、そういう意味での「泣ける」だったのか?と思いつつ永井均さんの『ウィトゲンシュタイン入門』も買った。すごく頭のいい人がすごく難しい本を解説してくれるありがたさにまた涙が出そうである。この調子で行けば最終的にはシン・エヴァンゲリオン劇場版を見た時に匹敵する泣きが見られるのではないか。

 

・銀杏がおいし~い季節である!他の様々な食材だっておいし~くなっている。秋だからおいしいのではなく、おいしいから秋なのである。さらに言えば様々な事が好ましくなるから秋なのである。以下、様々な事が好ましからぬ状態になるオルタナティブ

 

・熟した銀杏が空へ一直線に落下し、宇宙空間が信じられないほど臭くなる。

・山の木々が信じられない赤さに紅葉。地上を温めるはずの赤外線が全て宇宙空間へ帰り、地表には直ちに冬が訪れる。

・見たこともない、まるで食欲をそそらない野菜や果実が青果物コーナーに山積みになる。いつも短調の曲を流す呼び込み君の目は信じられない赤さをしている。

・大企業の経営破綻が相次ぐ。秋の匂いで切なくなったことが原因。

Coccoの『遺書』が何かのテーマソングに採用される。

・木偏と草冠を含む字の使用が禁止される。これが記載された本は全て回収される。

 

・純正の秋で良かった。